皮膚は人体最大の臓器で、常に重力に逆らうための緊張(テンション)を維持しています。こうした皮膚の緊張レベルを、私たちがふだん自覚することはほとんどありませんが、たとえば脳疲労が強い生体では皮膚の代謝活動が低下すると同時に、皮膚の緊張レベルも変化することが分かっています。

 BReINという施術体系においては皮膚と脳の関係はとても重視されます。日本脳弾塑性学会ではこれを“脳膚連関”と呼んでいます。

脳膚連関!?

胎児から乳児にける脳の発達と触覚の深い関係性、オキシトシンと脳と皮膚の関係性、有毛皮膚の毛包受容器が可聴域外の高周波を感知して脳に届ける可能性などが報告されているが、こうした脳と皮膚の密接な関係について総称する用語。

 外傷管理、運動器のリハ、脳卒中の回復期リハ、同じく脳卒中の後遺症ケア、CRPS(RSD)の疼痛管理等々においても「皮膚への介入」はひじょうに重要な要素のひとつだと考えています。

 また関節周囲の皮膚には目に見えないわずかな回旋の動き(滑走)があります。これを優しく繊細な手技で誘導すると、見違えるほどの変化が現れることがあります。

 こうした皮膚への介入技法「スキンダイレクト」の実際の様子を下の動画でご覧ください。

3分ほどの動画です