当院ではルーチンに自律神経測定検査を行っています。過労死の英語は“karoushi”という事実が象徴するように世界中で過労死するのは日本人くらいだと言われています。そのため我が国日本は疲労研究の分野において世界のトップを走っています。

 そんな日本の産官学連携の研究によって、現代人が感じる疲労感の正体は脳疲労であることが判明し、その疲労レベルは自律神経の状態に反映されることが分かってきました。

 そのため当院では自律神経の状態を施術前後で比較することによって脳疲労レベルを判定しています。本動画は脳疲労と自律神経の関係について分かりやすく解説されているシーンを編集したものです。

7分半ほどの動画です
↑当院における検査の実際

 営業で担当地域を奔走、朝から晩まで椅子に座ってパソコン仕事、激しい運動や長時間のジョギング…、で「疲れた」と感じたとき、体の中で最も疲れているのはどこ?

 「デスクワークなら脳だろうけど、運動の後なら、そりゃやっぱり筋肉でしょ!」と答える方が多いと思われますが、実は両者の疲れは同じもので、どちらも「脳」の疲れだということが判明しています。

 『運動時に起こる疲れは運動で酷使しているはずの筋肉の疲労ではなく、多くは脳疲労です。運動を続けていると自律神経に疲労がたまり、あたかも筋肉疲労を起こしたかのようなアラームを発して運動をやめさせようとします。それが筋肉の疲労として感じられるのです』⇒大阪市立大学疲労医学特任教授 梶本修身氏の談話より

 さらに日本脳弾塑性学会の研究によって『転倒によるケガやギックリ腰、頑固な痛みやしびれ、頭痛、肩こり、不眠、高血圧、めまい、ふらつき、内臓の疲れ、うつ病から認知症』に至るまで、あらゆる疾病の裏に脳疲労が潜んでいることが分かってきました。

 当院が行っているBReINは脳疲労を改善させることに焦点を当てた統合療法です。