人体の骨格モデルは圧縮と張力(重力と抗重力)の絶妙なバランスで立位を保持しており、このような収縮と抵抗の均衡はテンセグリティ・モデルと呼ばれています(大脳皮質も同じテンセグリティ構造であると指摘する学者がいます)。

 このテンセグリティの一翼を担う骨の発達は重力を含め外部からの刺激強度に依存することが分かっています(Wolffの法則)。

 骨や軟部組織の研究によれば、転落や事故など大きな外力が加わると組織の電気伝導率が変化することが報告されています。たとえば骨は曲げられたり、圧力が加えられたりすると優良な伝導体としての性質が失われ、抵抗器に変質してしまいます。

 このように障害を受けることで電気伝導率が変わる構造は圧電構造と呼ばれており、1840年代に折れた骨に対する電流や磁場を使った療法が適用されて以来、現在に至るまで運動器に対する物理療法は様々に進化し、発展を遂げてきました。整形外科や接骨院ではそうした電気治療器がよく使われています。

 こうしたなか近年における圧電構造の実験によって、骨折患部へのタッチングが電気伝導率を変えることがカナダで報告されています。当院では骨折を含めあらゆる急性外傷に対して、特殊なタッチングを行うことで超早期の回復を実現しています。まずは下のビデオをご覧ください。

 さらに当院ではアーシングタッチを行っており、組織回復に不利と言われている過剰な表皮帯電(余分な静電気)を除去する施術を採り入れています。