職場(治療院)に移り住んで、早や2カ月が経とうとしています。
以前住んでいた場所は、駅から遠く離れた住宅地でした。

農地を区画整理した名残りなのか、雑木林や畑がいたるところに…。

静かな環境は、それなりに気に入っていたんですが、
通勤、買い物、銀行その他あらゆる行動に、
バス、もしくはマイカーが必須…。


と・こ・ろ・が、
今の住まいは、
大宮駅にも、さいたま新都心駅にも、自転車で3~4分。

買い物は自転車で、高島屋、そごう、丸井、ルミネ、ハンズ、ロフトへ。

大宮の歓楽街(通称“南銀”)に至っては、徒歩数分の距離。
南銀で飲んで、歩いて帰宅!

夢のような生活。

しかも、目の前は氷川参道。
木々に覆われた森閑とした佇まい。

緑豊かな自然環境と都市生活の融合が
ここにはあります。

昨日も、さいたま新都心のイルミネーションを見に行ってきました。
家内と2人、チャリンコで

思ってたより、華やか~!

上はXmasコンサートの会場。

わおっ!色が…。

次々に

変わってく。

とんがり星のほうは風船になっていて、
こどもたちが抱きついたりして遊んでました。

こうして、子供たちの中に、光の記憶が…。
きっと、いい思い出になるんでしょうね。


さてさて、
マヤ歴騒動も落ち着いて、今年も残すところわずかとなりました。

皆さんにとって、今年はどんな1年でしたか?

私は…、…、
間違いなく、人生のターニングポイントでした。

宇宙から舞い降りたインスピレーション。
Voices of the universe痛み記憶の再生(感覚統御不全)

医学の歴史を塗り替える発見?

痛みを感じれば、ほとんどの人は肉体の次元で「何か問題が…」と考える。

病院に行けば、「筋肉が、骨が…、軟骨が…、神経が…、椎間板が…」と、
いかにも、もっともらしい説明を受ける。

レントゲン や MRI で、 “へこんだ” 画像を見せつけられる。
(しかし、そうした画像上の変化は
正常人にも多数見つかる変化” であることを、
ほとんどの患者は知らない)


かくして、病院に洗脳された無垢なる世人-呪いをかけられた人々-は
自らの身体の中に爆弾を抱えたような気分になって帰宅する。

そうした不安感が、また痛みを増悪させる。
そんな悪循環。


慢性痛のために人生そのものが破壊されてしまった…、
という人を、私は数え切れないほど見てきました。


でも、脳内の「感覚制御に関わるシステム」を知ることで、
痛みのなかには、『肉体と無関係の脳活動-痛み記憶の再生-がある』ということが理解できれば、
どれだけ多くの人々が救われることか!

この概念が広まれば、
痛みに苦しむ世界中の人たちを助けることができる!

痛みの呪縛から解き放つことができる!

けれども
こんな概念を「すんなり受け入れられる」という人は
世の中にどれくらい、いるでしょう?

もし、私が患者だったら、
「はあ…、なるほど、そういうものなんですね」
と、思える?

う~ん…、 どうでしょう?

むつかしすぎます。いろんな意味で…。


今、私がしていること、これからやろうとしていること。

そこには二つの困難があります。

一つ目は、その中身が “従来の概念にない話” だということ。

既存の常識にない言説を受容する人は、いつの時代でも少数派。


二つ目は、話の次元が自らの立ち位置(コメディカル)-領分-を超えた、
脳科学の領域だということ。

情報の発信者が、脳科学者ではなく、ましてや医師でもなければ、学者でもない、
信用、信頼という文言からは、程遠い人物。

己をわきまえない行状、振る舞い。
無謀、暴挙、愚挙、阿呆?

理解されないのは、理屈として分かります。当然の帰結です。

でも、
…。

親の嘆き…「もっと、ふつーな生き方があるでしょうに。
なんで、そーゆー“道”を選ぶの?
あなたの中の何がそうさせるの?
無理のきく身体じゃないのに…」

母親の気持ちも痛いほど分かります。

たしかに、むかし(青年期)は理想だけを追いかけていた時期
-軽井沢在住時に連載していたエッセイ
に当時の心境が…-
もありました。


でも、少なくとも今は、理想と現実のあいだを行き来する術も、
苦み、渋み、酸っぱさを味わう嗜好も、
諦観のなかにも、小さな幸せを見いだす慧眼も、
それなりに身につけたつもりです。


それなのに、
いまだに現実世界を生きる力が…。

たとえ、それが宇宙から授かった使命だとしても、
それが必然で、それを乗り越える人生を、自らが選んでいるとしても、
世界は何も変わらない、沈黙の静止画像…。

眼前の景色がどうであれ、
最後まで信じ切る力、強い気持ち、ぶれない勇気を…。


そんなとき、宇宙から届いたメッセージ。
Facebookでの、懐かしい知己朋友との再会。

小中学校の同級生、大学時代の仲間、バイト繋がりの親友。

記憶のゆりもどし。
童心のよみがえり。

あり得ないようなシンクロニシティの連続。

自分を励ますかのように…。

そして、もうひとつ。

ナチスの強制収容所での地獄のような日々から生還した精神科医
“V.E.フランクル”博士の言辞。

極限状況を乗り越えた博士の言葉に感動し、
生きる喜びと勇気をもらうことができました。

「人間だれしもアウシュピッツ(苦悩)を持っている。
しかしあなたが人生に絶望しても、

人生はあなたに絶望していない。
あなたを待っている誰かや何かがある限り、
あなたは生き延びることができるし、自己実現できる」

by ヴィクトール・エミール・フランクル


皆さん、良いお年をお迎えください。