近年の研究によって人間の可聴域外(2万ヘルツ以上)の超高周波音が間脳・中脳・前頭前野などを活性化させることが知られています。

 耳で聞くことができない音がどうして脳を変えるのか?その答えは皮膚が空気振動(音)を感知し、これが脳に伝わるためだと考えられています(音響科学の実験で皮膚を遮蔽すると脳が活性化しないことが報告されている)。

 最新の生態人類学では、人類の発生起源はサバンナではなく、アフリカ熱帯雨林だとする説が有力になっています。これを裏付ける証拠として、環境音の違いによる脳の変化を挙げることができます。

 熱帯雨林の自然環境音には人間の可聴域を大幅に超える10万ヘルツもの周波数が豊富に含まれており、こうした自然音を人体に浴びせると、α波や脳血流量の増大、がんの一次防御に関わるNK細胞の活性化、ストレスホルモン(アドレナリンやコルチゾール)の低下といった現象が認められます。

 一方、都市部における遮音性の高い室内環境音はせいぜい5千ヘルツ以下であるのに対し、バリ島の村里の住居内では5万ヘルツに達することが分かっています。

 当院が行っているBReINは脳弾塑性(脳の自己回復力と神経回路の再配線化)を促す統合療法であり、BReINにおけるスージングサウンドとはCDの規格(2万2千ヘルツ)上限に迫る超高周波音が豊富に含まれる音源を意味し、自然音を録音したBGMを院内環境に採り入れることで施術効果を高める狙いがあります。

 下の動画でその実際の音をご視聴ください。

 当院では屋久島の自然音をメインにしつつ、さらに2種類のスピーカー計4台を配置してヒーリングミュージックを終日流しています。

 

軽井沢「星野や」のスパやマッサージサロン、「ハルニレテラス」等で使用されている知浦伸司氏のCDを中心に「脳を癒すためだけに編集されたBGM」です。

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